普及活動報告

GEN主催オープンセミナー

2025年10月14日、タイプI環境ラベル(ISO 14024)の国際的なネットワーク組織である「世界エコラベリング・ネットワーク(GEN)」は、中央アジアにおける持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩として、ウズベキスタン・タシケントでの年次総会に合わせ、同国におけるタイプI環境ラベルの普及と発展を目的としたオープンセミナーを開催しました。

このセミナーにおいて、GENの設立メンバーでもある日本のエコマーク事務局は、環境ラベル先進国としての優れた取り組みを紹介するため、「事業者とのエンゲージメント(積極的な関係構築)」をテーマに発表を行いました。

プレゼンテーションでは、まず2024年12月に35年ぶりにリファイン(洗練)された新しいエコマークのロゴを紹介。このロゴ変更は、単なるデザインの刷新ではなく、スマートフォンやタブレットが普及したデジタル社会において、マークの視認性を高め、消費者への訴求力を強化するという明確な狙いがあることを説明しました。

さらに、事業者とのエンゲージメントを高め、環境配慮製品の市場を拡大するための具体的な戦略として、ECサイトとのデータ連携強化及びグリーン購入法との連携による公共調達市場へのアクセス支援について、詳しく解説しました。

開催概要

日時:
2025年10月14日(火)
場所:
ウズベキスタン・タシケント