2018.05.31ニュースリリース
エコマーク商品類型No.162「ラミネーターVersion1」認定基準において、アコ・ブランズ・ジャパン株式会社の3商品が第一号認定を取得しましたので、お知らせします。
ラミネーターは、主に小売店舗、不動産業、工事現場、飲食店、オフィス等で使用され、使用時にラミネートフィルムの接着剤を溶かし120~150℃前後にラミネートする部分を加熱するため、消費電力が1,000Wを超える製品があります。また、ラミネート加工するためにウォームアップを行いますが、そのウォームアップ時間と消費電力は製品によって異なり、さらに、ラミネート加工の時間と消費電力も製品によって差があります。エコマークでは、ウォームアップを開始してからラミネート1枚を加工するまでの消費電力量に関する基準を設定することで、地球温暖化の防止に配慮した製品の普及を促進することは意義が大きいと考え、消費電力量に関する基準を設定し、省エネの観点以外にも、リデュース・リユース・リサイクル(3R)設計や有害な化学物質の不使用などを評価し、ライフサイクルを通して環境負荷低減効果の高いラミネーターを促進するために、2018年3月20日に認定基準を制定しました。
この度、アコ・ブランズ・ジャパン株式会社が下記3商品について認定基準を満たし、ラミネーターで初めてエコマーク認定を取得しました。 今後、ラミネーターのエコマーク認定が拡大することで今まであまり着目されていなかった消費電力量をはじめ、ライフサイクルを通じて環境に配慮した商品を選択する際の目安として、小売店舗やオフィスなどでエコマークの活用が進むことが期待されます。
認定基準などは、エコマーク事務局ウェブサイト認定基準のページにて公開しています。
ニュースリリース（2018年5月31日）
