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エコマーク「ホテル・旅館Version2」認定基準で初の認定施設が誕生しました! (名古屋観光ホテル、ホテルナゴヤキャッスル/キャスルプラザ、 戸田家、ホテルグランヴィア岡山)

2019.04.22ニュースリリース

(公財)日本環境協会 エコマーク事務局(住所:東京都千代田区、理事長:森嶌 昭夫)は、ホテル・旅館のエコマーク認定基準を全面的に改定し、2019年3月1日付で制定した新たな基準「ホテル・旅館Version2」において、初の認定施設(4社、5施設)が誕生しましたので、お知らせします。

 

「ホテル・旅館Version2」認定基準について

近年、「持続可能な開発目標(SDGs)」や「パリ協定」等の国際的な枠組みがクローズアップされており、国内でも食品ロス対応への要請の高まりや、省エネ法のベンチマーク制度の対象にホテル業が追加されるなど、宿泊施設の経営においても『環境対応』を始めとした統合的な取り組みが求められる時代となりました。また、東京オリンピック・パラリンピックや大阪万博などの開催によるインバウンドの急増、外国人労働者の受入拡大など、訪日外国人に向けた情報発信の重要性も増しています。

こうした動向を背景に、従来の「ホテル・旅館Version1」認定基準を全面的に見直し、新バージョンとして「ホテル・旅館Version2」認定基準を2019年3月1日付にて制定しました。新バージョンでは基準項目を6つの評価カテゴリーに分け、SDGsなどの持続可能性の観点をより一層、明確化し、省エネ・節水などの基本的な環境対策に加えて、食品ロス削減、地域や社会への貢献など多様な取り組みを評価する内容になっています。

この新バージョンの認定基準に基づいて、多岐にわたる環境への取り組みが高いレベルで実施されているホテル・旅館として、初めてのエコマーク認定施設(4社・5施設)が2019年4月19日付で誕生しました。これにより、エコマーク認定ホテル・旅館はVersion1での認定施設7施設に加えて、合計12施設となりました。今後、エコマーク認定のホテル・旅館が普及することで事業者の環境配慮の取り組みが進むとともに、その宿泊施設を利用する消費者を巻き込んだ国民全体での環境意識の高まりへ広がっていくことが期待されます。

 

エコマーク商品類型No.503「ホテル・旅館Version2」認定施設

  • 株式会社名古屋観光ホテル 「名古屋観光ホテル」(19 503 001)
  • 株式会社ナゴヤキャッスル 「ホテルナゴヤキャッスル/キャスルプラザ」(19 503 002)
  • 株式会社戸田家 「戸田家」(19 503 003)
  • 株式会社ホテルグランヴィア岡山 「ホテルグランヴィア岡山」(19 503 004)

認定基準などは、エコマーク事務局ウェブサイト認定基準のページにて公開しています。
ニュースリリース(2019年4月22日)

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