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エコプロダクツ2015同時開催シンポジウム「世界のグリーン公共調達と環境ラベルの最新動向」

2015.12.07イベント・セミナー

1.概要

 本年9月に「国連持続可能な開発サミット」において「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」が策定されました。その目標の一つである「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」では、世界各国で「持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組み(10YFP)」(国連環境計画(UNEP))や持続可能な公共調達(SPP)を促進することとしています。また、UNEPは10YFPに関連して、各国のグリーン公共調達(GPP)制度の確立を目的に、環境ラベル制度(ISO14024に基づくタイプI環境ラベル制度など)を関連付けて促進するプログラム(SPPEL)もアジアなどの地域で実施しており、各国でGPPや環境ラベル制度の構築・展開が進みつつあります。
 これらの制度は、それぞれ独自の環境基準に基づいて展開されているケースもあり、国際的な市場のグリーン化を推進する上でのハードルにもなっています。そのため、各国でのGPPや環境ラベル基準の調和のあり方が注目されています。
 本シンポジウムでは、日本からグリーン購入法やタイプⅠ環境ラベル(エコマーク)およびそれらを推進する取り組みや経験を紹介するとともに、欧州、タイ、中国、韓国などの取り組みを積極的に行っている地域の専門家を招き、各国制度の概要や最新動向等を詳しく解説します。

2.日時等

日時
2015年12月10日(木)13:30〜16:30
会場
東京ビッグサイト 会議棟6階 607・608会議室 (アクセス
主催
環境省、(公財)日本環境協会
費用
無料
定員
200名(事前申込制・先着順)定員に達したため、受付を終了しました。
備考
日英の同時通訳あり

3.プログラム

13:30-13:35
開会の挨拶
三好 信俊(環境省 総合環境政策局長)
13:35-13:50
[基調講演]
『日本のグリーン公共調達と環境ラベル -現状と課題-』
平尾 雅彦(東京大学大学院)
13:50-14:05
[日本の最新事例紹介]
『製品ライフサイクルに立脚した環境影響評価基盤の構築と社会実装によるグリーン購入の推進』
田原 聖隆(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
14:05-14:30
世界のグリーン公共調達と環境ラベルに関する優良事例と最新動向
[講演①]
『EUのグリーン公共調達政策』
Uli Wienrich(駐日欧州連合代表部)
*質疑応答
14:30-14:55
[講演②]
『ドイツ環境ラベル「ブルーエンジェル」とグリーン公共調達のための環境基準』
Andreas Halatsch(ドイツ連邦環境庁(UBA))
*質疑応答
 
~休憩 15分~
15:10-15:35
[講演③]
『タイのグリーン公共調達』
Janejob Suksod(タイ公害監視局(PCD))
*質疑応答
15:35-16:00
[講演④]
『韓国のグリーン公共調達と教訓』
Kyu Woong Ko(韓国環境産業技術院(KEITI))
*質疑応答
16:00-16:25
[講演⑤]
『中国環境ラベルとグリーン公共調達』
Xing Hongxia(中環連合(北京)環境認証センター有限公司(CEC))
*質疑応答
16:25-16:30
閉会
宇野 治((公財)日本環境協会 常務理事)

講演者のプロフィール

※シンポジウムの講演資料は、環境省ウェブサイト「環境配慮型製品の国際展開」-「平成27年度活動紹介」内の国際シンポジウムのページにて公開しています。

4.参加申込

 定員に達したため、受付を終了しました。

5.報道関係者の方へ

 報道関係者の方も、電子メールのタイトルに「<取材希望>国際シンポジウム」と明記の上、上記の申込み方法に従ってお申し込みください。会場の都合上、お申込みの無い場合には、取材をお断りさせていただくことがありますので、御注意ください。また、カメラでの撮影を御希望の方は、あらかじめその旨を申し出てください。撮影の時間や範囲につきまして、事前に調整させていただきます。

6.個人情報の取扱いについて

 申込みいただいた方の個人情報は、本会議運営における業務の目的に利用し、法令等に基づく場合を除き、第三者への提供は致しません。利用目的終了後、適切な方法で廃棄いたします。

お問い合わせ

(公財)日本環境協会 エコマーク事務局 普及・国際協力課
電話:03-5643-6255 FAX: 03-5643-6257 
E-mail:seminar@ecomark.jp

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